「カカオ」と「ココア」異なる表記が気になります。
加工度が違うらしく、カカオの方が加工度が低く苦みが強いらしいです。
ココアの方が加工度が高くミネラルや抗酸化物質が取り除かれてしまっている分マイルドでさっぱりとした味わいらしいです。
ネットの情報を調べるとそう書かれてありました。
アメリカでもこのメーカーのチョコレートはどちらもお高い値段です。
ギラデリの方は$4.39
リンツの方は$4.59
という値段でした。
どちらが美味しかったかに勝敗を決めるとするなら、美味しさで勝ったのはリンツです。
リンツの方が85%というダークさの中にもクリーミーさが感じられてとても食べやすく美味しかったです。
それに比べてギラデリの方はダークさの方が強くて食べやすさを感じられずただただカカオのダークさが味の前面にきていたように思います。
なので、健康目的にダークチョコレートを食べるならギラデリ
美味しいダークチョコレートを食べたくて選ぶならリンツ
だと個人的な感想ですが、思いました。
原材料を比べてみたいと思います。
まずリンツの方は
チョコレート、ココアパウダー、ココアバター、デメララ砂糖、バーボンバニラビーンズ。次にギラデリの方は
無糖チョコレート、ココアバター、サトウキビ糖、乳脂肪、天然香料、バニラエキス、大豆レシチン。原材料は微妙に違いました。
どちらかというと、リンツの原材料の方がデメララ砂糖とか、バーボンバニラビーンズとか高級感があるような気がします。
ギラデリの方は乳脂肪とか入っていてこちらの方がクリーミーさが出てもいいような原材料が入っているのに、実際に食べた味はリンツの方にクリーミーさを感じるという矛盾した結果になりました。
これは最初に書いた「カカオ」と「ココア」の違いからくるものだからだと思われます。
調べてみると大豆レシチンは動脈硬化や肥満を予防する効果が期待できるらしくやはりギラデリ86%は健康目的に食べるのに適していると思いました。
そして何よりもギラデリは加工度の低いカカオが使用されているのも健康面では勝ちなのではないでしょうか。
健康目的で食べるなら「ギラデリ」
美味しさ目的で食べるなら「リンツ」
という風に選べばいいかもしれませんね。