Twizzlers（トゥイズラー）はアメリカで1929年に製造されて以来、今日まで売られ続けているというロングセラー商品なのです。
ですが、日本人からはタイヤの味がするとかネット上でも酷評が飛び交うほどの不評なお菓子でもあります。
うちでも毎年きまって、こどもたちがハロウィンの日にもらってきて最後まで食べられずにのこっているお菓子。
今年も去年のハロウィンのトゥイズラーが誰にも食べられずに残っているので、捨てる前に私が味見をしてから捨てようと思いました。
実は一度も食べたことは無いのですが、毎年捨てているのです。
食べもしないで「まずい」と言うのもなんなんで。
でも見た目からしてまずそうなので勝手にまずいと決めつけていました。
見た目も触った感触もゴムみたいなのです。
正直、思ってたほど不味くはないのですが。
何が嫌かというと、食感です。
噛んだときのグニャッとした歯ごたえ、
そのあと歯に粘りつく粘着性
味よりもその質感が不味いと思われる原因なのでは？と
思いました。
まさにこれが「タイヤの味」だといわれる所以なのかもしれません。タイヤを噛んだらこんな質感だろうと想像できます。
味は人工的なフレーバーの味がしました。
かたさはストロベリー味よりも、チェリー味の方がやわらかめでした。
（写真の右の赤が薄い方がチェリー味。左側の濃い赤色がストロベリー味です）
すっぱい粉がついています。
こちらは不覚にもちょっと美味しいと思ってしまいましたが、でもグニョっとした歯に粘りつく粘着性の不快さは同じ。
でも、これは似ていますがTwizzlers（トゥイズラー）とは別会社の製品でした。
Twizzlers（トゥイズラー）はもともとは1929年にYoung and Smylie社で初めて製造され、1968年にY&S Candiesに社名変更され1977年にザ・ハーシー・カンパニーに買収されました。
ハーシージャパンの公式サイトにはブランドのところにあるのは
- HERSHEY'S
- KISSES
- BROOKSIDE
の3つだけでTwizzlers（トゥイズラー）は入っていません。
アメリカのハーシー社のサイトをみると
ブランドは以下
- Hershey's
- Kisses
- Reese's
- Brookside
- Ice Breakers
- Breath Savers
- Jolly Rancher
- Twizzlers
- Good & Plenty
- York
- Almond Joy
- Bubble Yum
- KIT KAT®
- BARK THINS
- 5TH AVENUE
- CANBRY
- HEATH
- MILK DUDS
- MOUNDS
- MR.GOODBAR
- PAYDAY
- ROLO®
- SKOR
- SYMPHONY
- WHATCHAMACALLIT
- WHOPPERS
- ZAGNUT
- ZERO
28ブランドもあります。その中にTwizzlers（トゥイズラー）も入っています。
HOME DEPOT（ホームデポ）はアメリカ最大級のホームセンターです。
そのホームデポのレジ横にあるお菓子コーナーの写真です。
レジ横にあるお菓子って、買うつもりじゃなかったのに視界に入ってしまったがゆえについつい買ってしまうという魅力的なラインナップでそろっていますよね。
そのラインナップの中にTwizzlers（トゥイズラー）もちゃんと入っています。ストロベリー味。
Twizzlers（トゥイズラー）の年間生産量の70％は最も人気のあるストロベリー味なんです。
Twizzlers（トゥイズラー）は licorice-type candy
甘草（リコリス）系キャンディーと総称されています。
リコリスというと漢方にも使われているので体にいいものなのでは？と思いがちですが、ストロベリー味やチェリー味などの人気のフレーバーに甘草エキスは含まれていないそうです。
オリジナルフレーバーのリコリス味の黒トゥイズラーには甘草エキスが含まれているそうです。
BETTER by TODAYという英語のサイトに「Nutritionists rank Halloween candy from better to worst（栄養士がハロウィンのお菓子を良いものから悪いものまでランキングで紹介）」といページには、Twizzlers（トゥイズラー）について以下のようにかいてありました。
Rizzo氏は、チョコレート菓子の中にはTwizzlersより糖分が多いものもあるが、少なくとも食物繊維とタンパク質は摂取できる、と指摘する。しかし、3個で120カロリー、糖分16グラムのTwizzlersは、1食分以下の量を食べるのであれば、ひどい選択とは言えません。Cassetty氏は、糖分を5グラム程度に抑えるために、Twizzlers1個にとどめ、時間をかけて食べることを勧めています。「Twizzlers1本なら、甘いものを食べるのにちょうどいいと思います」と、彼女は言います。Gorin氏は、1個で止めるのは難しいので、少しずつ食べて楽しむことに集中しましょう、と付け加えています。
Twizzlers（トゥイズラー）の公式サイトには
TWIZZLERS Twistsはヘルシーなスナックですか？TWIZZLERS Twistsは、低脂肪のスナックとして楽しい選択肢の一つです！栄養の詳細については、各TWIZZLERSキャンディーの裏面をご確認ください。
TWIZZLERS Twistsの主な原材料は何ですか？
TWIZZLERS Twistsの主な原材料は、コーンシロップ、小麦粉、砂糖、コーンスターチです。また、少量のパーム油、塩、人工フレーバー、グリセリン、クエン酸、ソルビン酸カリウム、Red 40、大豆レシチンが含まれています。
栄養成分詳細を調べてみると
- カロリー160
- デイリーバリュー※1
- 総脂質量 0.5g 1%
- 飽和脂肪酸 0g 0%
- トランス脂肪酸 0g
- コレステロール 0mg 0%
- ナトリウム 95mg 4
- 総炭水化物量 36g 12％
- 食物繊維 0g 0%
- 総糖類 19g
- たんぱく質 1g
- カルシウム 2.1mg 0%
- 鉄分0.5mg 2％配合
- カリウム 26.9mg 0%
とかいてありました。上でリンクを貼ったBETTER by TODAYというサイトの中で栄養士は“少なくとも食物繊維とタンパク質は摂取できる”とかいてありましたが、食物繊維は0gとなっていて矛盾があることに気づきました。実際のところはどうなのでしょうか？
まとめ
長くなってしまったので個人的に思ったことをまとめてみると、不味くはありませんが、食感が悪く不快です。
そんなに大量に食べなければ害はないと思います。しかし、歯に粘りつくという点は虫歯の原因になる可能性もありますので、たまに食べる分にはいいと結論づけます。
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年間生産量の70％を占めるストロベリー味
甘草エキスを含むオリジナルのリコリス味
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